Minikube
これらの手順に従って、Istioと基本的なアプリケーションを実行するのに十分なリソースを持つIstioインストール用にMinikubeを準備します。
前提条件
Minikubeを実行するには、管理者権限が必要です。
メッシュに対してシークレットディスカバリサービス (SDS)を有効にするには、Kubernetesデプロイメントに追加の設定を行う必要があります。
api-server
リファレンスドキュメントで最新のフラグを確認してください。
インストール手順
最新バージョンのMinikubeとMinikubeハイパーバイザードライバをインストールします。
デフォルトのドライバを使用していない場合は、Minikubeハイパーバイザードライバを設定します。
たとえば、KVMハイパーバイザをインストールした場合は、次のコマンドを使用してMinikube設定で
driver
を設定します。$ minikube config set driver kvm2
メモリ16384
MB
、CPU4コアでminikubeを起動します。この例ではKubernetesバージョン**1.26.1**を使用しています。--kubernetes-version
の値を変更することで、Istioがサポートする任意のバージョンのKubernetesに変更できます。$ minikube start --memory=16384 --cpus=4 --kubernetes-version=v1.26.1
ハイパーバイザーの種類と、そのハイパーバイザーが動作するプラットフォームによっては、最小メモリ要件が異なります。16384
MB
はIstioとbookinfoを実行するのに十分です。(オプション、推奨) Istioで使用するロードバランサーをminikubeに提供させたい場合は、minikube tunnel機能を使用できます。minikube tunnel機能はネットワークに関する診断情報を出力するためにターミナルをブロックするため、別のターミナルでこのコマンドを実行してください。
$ minikube tunnel